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春の町内一斉清掃2011 ~農家と地域活動を考える [-2013地域活動・行事]

昨日4/29は毎年恒例の春の町内一斉清掃だ。
我が地区は年配、子ども、女性が主の道路のゴミ拾い部隊と、
役員、屈強な男が主の公園のフェンス&ネット張り、公民館雪囲い外し部隊に別れて作業を進める。

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今年は、この時期でも残雪がある・・・この地区に引っ越してきて11年目にして初のこと。

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3、4号は道路のゴミ拾い部隊で、私は公園のフェンス&ネット張り部隊だ。
公民館よりフェンスなどの運搬から始まる。

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フェンスは所定の位置に固定して金具で連結させる。

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ネット張りは隣接住宅へボールなどが跳んで行かないように高く設置する。

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昨日からGWだが、この寒さ・・・しかし子どもは風の子=元気な声が公園より鳴り響くことだろう。

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農家と地域活動
いつも組で語られることが多いが、その理由を自分なりに考えてみると、

地域とは自分の職場 ” とすると、
職場を5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)で保つとことは、仕事の基本中の基本だ。
また “ 地域の方々=隣り職場の人々” とすると、顔を合せて面識を保つことも非常に重要だ。
いつもトラックや機械で走り回り、これからの時期は早朝5時からの機械の騒音などでも、
迷惑をかけることもあるかもしれないし。

また、子育てして感じることは、“ 地域でも育てて貰っている ” と実感しているので、
その環境、そこで暮らす人々を合せたコミュニティに対して、
恩返しをする必要性を潜在的に感じているからだろう。

以上が自分なりに思う地域活動の重要性だ。


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和牛市場2011・・・4月 [2011べご=和牛]

例年は5月の連休中に開催の和牛市場が昨日に前倒しか?

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前回3月開催時と異なり、
その後3/11東日本大震災では、わずか2坪?程度の飲食調理家屋が倒壊し、
その後は、なんと!牛舎が雪の重みで無惨にも潰れたらしい!

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ゆえに仮設牛舎での開催となる。

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台風などの強風がくれば飛ばされそうなブルーシートの屋根だが「青」は気持ちを落ち着かせる。

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だから内部は、いつもとは明るい青みが掛かり妙な雰囲気だが、案外良い感じかも。

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とあるブルゾンの背中には「平忠勝」と!

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平家落ち武者のような「たいらのただかつ」ではなく「ひらしげかつ」という山形県のエース(?)

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いつものように競売時間まで2時間強もあれば暇なので、文化人の私は読書に勤しむ。
 『貧乏入門』   小池龍之介 著   ディスカヴァー・トゥエンティワン  

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決して望んで本当の貧乏になりたいわけでは無い!
仏教思想からの「心」と「モノ」の関係を説く、解りやすい内容に興味津々だが、
軽トラはシートが倒れるでもなく窮屈この上なく(まるで座禅?)2時間は辛かったかも・・・(泣)

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ということで場内外アナウンスの進行状況を聞きつつ、登場時間にスマートに参上なり~!

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今回出品2頭のうち1頭はJA岩船=新潟県村上市へ嫁ぐことに決定。

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もう1頭はどこぞの個人経営者らしい。
隣の牛と、「オメーはどこへ行くことになった? オラはさぁ・・・」などと会話を交わしている模様だ。

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魂の咆哮を感じなされ! (競売後は仲間と散り散りとなり淋しいゆえか泣き&鳴きまくるのだ)


受験生諸君! 「泣くよ もーもー 平安京」=「794年 平安京完成」 憶えたね[手(チョキ)]

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人間同様に牛も決め手は・・・ だ! (嘘)
今回の市場は全般的に安値であったが我が家は神風が吹いて有りがたかったかの。

そんな嬉しさに浮かれずに、帰宅後も今シーズン一番暑い日のビニールハウスで修行だ!

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そして18時過ぎから1時間ランニングすべく出動したが、
途中より気分が悪くなり半分の30分強でリタイヤすますた=日頃の疲労蓄積らしいかも。

いい歳なのだから無理するな! & 男ならばいつまでも闘え!
という、天使と悪魔が同居している・・・これが煩悩なり(合掌)


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小型ビニールハウス建ての記憶 [2011農の作業]

行き場を失った大型機械の一部は我が家の裏にこっそり待機だ。
その雄姿になぜか惹かれるその理由は・・・赤・緑・青の三色団子が絵になるからだ!

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さて・・・
小国町に1件しかないセブンイレブンはいつも大賑わいで、
その通り沿いの我が家の施設は常に人目にさらされる一等地?

そこに小型ビニールハウスを建てるのだが・・・

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この資材が世界4大文明発祥地から発掘されても不思議でない程に年月を経ている骨董品↓
パイプは曲がって変形、固定部品も変形、かつ錆びてボロボロ、というか腐っている!

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当然に組み立て作業は難航するのだが、親子で凄まじい速さでちょちょい♪と組上げてしまう。
直線、幾何学線は、ほぼ皆無だが、卓越した組立て職人技は人間国宝ノミネートお願い候。

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あっという間に小型ビニールハウス出現=組立て大会で競争してもFINAL進出は確実だろう。

しかし、このような距離ならばボロさは気づき難い。
=小じわやシミの気になるあなた → 相手との適度な距離を保てば大丈夫ですよ~♪

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ここはそんな通りゆえに先日行われた町議選選挙の選挙カーも大挙して押し寄せるところ。
仕事中の我々はいったい何人へ握手を応えてやったことか・・・作り笑顔も終盤は疲れたかも。
でも候補者は大変だ・・・わずか数票で落選するのも町議選の醍醐味だから。
(事実、今回は同じ山形県北部の舟形町では5票差で落選した候補者がいたから)

しかし中には念願の?自転車巡回パフォーマンスの候補も静かに近づいてきたりして。
でも最後は疲労困憊のようであり、本末転倒で休憩を兼ねて支持者を求めていた模様だ。

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小型ビニールハウス建てと選挙は4年ごとの春の風物詩として、
昔から、どこか記憶に擦り込まれているのだ・・・またひとつ何かが過ぎ去ってゆく。(合掌)


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種蒔き2011(2)モメる親子 [2011農の作業]

NEW作業ブーツ=安全靴快調也♪

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この稲の種から苗を育てて田んぼへ移植するのだ。

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種蒔きとは、その種を約600×300×30(mm)の箱へ蒔き収める作業だ。

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我が家は約4000枚を蒔く予定なので、効率よく流れ作業の機械で実施する。

①箱を機械へ投入する (常時人間が)
②床土を入れる (機械への補給は人間)
③水をかける
④防虫剤をかける (機械への補給は人間)

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⑤種を蒔く (機械への補給は人間)
⑥掛け土を入れる (機械への補給は人間)

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⑦箱を取り出して積む (常時人間が)

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その後は、芽出し機なる機械へ入れて芽を出して、その後ビニールハウスへ並べるなど、
その家々の方法があるが、我が家ではすぐさま並べる。

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以前は最も遠くて約50mを一輪車でふらふら♪と運搬したこともあるが、
現在はころころ♪ローラーで軽快に運搬しているが、決して “ ころころ信者 ” ではありません!

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その後シートを被せて保温して、数日後に芽が出るのを待ち、シートを剥がす。
やがて水を入れてプール育苗という方法なのだ。

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機械への土の補給は若い2号にビシバシと行わせる。(翌日は腕が筋肉痛)

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なぜか3号はピクニック気分でおやつ持参で漫画などを読んでくつろいでいる。
仕事の傍で孫の気配を感じられることはジジ、ババは嬉しいことと推察するが・・・。

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ところで、種蒔きは1箱へ蒔く量が非常に重要だ。

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我が家は厚蒔きだが、父親の目分量でかなりアナログ=たぶん乾籾200g以上。
そこで、今後のことを考えて私は試験的に薄蒔きを試してみたく、
3反部田んぼ3枚分=約200枚を育苗してみたく父親に話すと・・・

「薄蒔きなんて絶対ダメだ! 欠株が出て絶対ダメだ!」

と、よく本に出てくる「従来の農家の考え方」のその通りの言動であり、
趣旨を説明しても頭ごなしに・・・

「お前なんて何にも判っちゃいねえ! そんなんで出来るか!」

と頑固に全否定の態度に私もムッ!としたが、
終いには怒り出す父親の様子に、逆に冷静になり呆れてさえもする。
そこで、ここは大人らしく喧嘩などしないで妥協して田んぼ1枚分を取付ける。

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シーズン始めに父親へ「今年はいろいろ試したいことがある」と話すと、
「お前のイイように全部やれ!」などと景気の良いふたつ返事であったが、実際は、

総論賛成 各論反対

というところかな。
これは、この後の田植えでも揉めるぞ・・・しかし、逆に反骨心から奮え立つ私であった。

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と、最初は怒りプンプン全開の父親であったが、途中から妙に優しく気遣う言動がちらほらと伺えた。
・・・相変わらず面倒くさい父親だ。


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種蒔き2011(1)筋トレお疲れ三昧 [2011農の作業]

春序盤の最大の重要作業の種蒔きが昨日よりようやく始まった。
その数日前から準備のスパートは、ほとんど筋トレ作業だ。

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町一番ボロいビニールハウスは内部のシート類も廃材利用がほとんどで最高にボロい。

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重いころころレールの設置で脳天クラクラ♪とカメラも傾いてしまう。

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種蒔き機械、用具の運搬でも筋トレ以外の何ものでもない。

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とりあえず例年より1週間遅れで種蒔きを開始することができた。

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かなりお疲れ気味。
ふきのとうの天ぷらで一杯呑んでバタンキュ~。

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ホントはネタ文を掲載したいのだが、お疲れモードなので今日はここまで。

なぜそこまでしてブログをアップしている!?
お前の、つまんねーブログなんて誰が、1日何人見てんだよ? 
何ぃぃぃいいい! 殺すぞお前! ・・・でも結構核心に触れて内心ドキドキちとがっくり↓


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トレジャーハンター気分で小屋作業(2) [2011仕事・作業]

前日に引続き床板を剥がす。

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お宝を掘り起すためにパワーショベル登場!
が、入口が狭くブームが天井梁に接触するために意図する所まで侵入出来ない!

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お宝はともかく、基礎石を除き、土を均そうと企んだのだが不可だ。

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仕方なく、重い基礎石をバケットまで転がして移動して、
気合いを入れて重量挙げモードで持ち上げてバケットへ入れる。
・・・脳の血管が切れそう&尻から火も噴出しそうだ (汗&涙)

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結局、土は人力のスコップでエイホラ、エイホラと大汗で均す。

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いよいよ大型機械たちを格納する。
5条コンバインはOKだが、4条コンバインは高さで天井の梁と干渉してNGだ。
代わりにWCS用のべーラーを格納すべく、恐る恐る後退してみると、やはり梁に若干干渉する。

そこで、土間の一部を破壊して高さを稼ぐことにし、
大ハンマーとツルハシでぶっ叩きまくる=最後は体力勝負以外の何ものでもない。

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やがて、この狭い空間に見事に大型2台、小型1台を格納できた。
・・・しかもcm単位の隙間!=絶対に一人では格納不可な、ゆえに神業レベルじゃぞ!

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いつか埋蔵金やお宝ものが発掘される浪漫を残して、とりあえず作業は無事に終了だ。
・・・ 十分にトレジャーハンター気分を味わったのう♪

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そして、外のお宝ものはケロがしっかりガメて行ったので、あったのだったんだ。
(ところで、ケロがケロロ軍曹であったのか? それは永遠の謎である)


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トレジャーハンター気分で小屋作業(1) [2011仕事・作業]

最近もお日様が覗かない日は肌寒く焚き火が恋しい。

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そんな今回は、とある小屋を譲り受けたので、
ビニールハウスに冬眠していた大量の機械たちの一部を少しでも格納させたく、
小屋作業に関するようすを紹介する。

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いやはや凄まじい量の、現役生活を終えた機械、用具等が “ ガラクタ ” として満載であった。
(次の写真は片付け2/3が終了した状態・・・あまりの襲撃で最初のショツトを忘れた!)

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これらはほとんど廃棄物だが分別にかなりの労力を要する。

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この金属類は不用な廃棄物なので処分に困るのだ。
しかし、この廃棄物は視点を変えれば “ 宝の山 ” でもある。
最近は、その宝を求めて回収業者(怪しい軽トラあんちゃんなど)の往来も多い。
その姿はまさしくトレジャーハンター!

実は我々も、使える機械や用具を発見すると “ お宝発見!” のような嬉しい気持ちになる。
例え、それが小さい計量器やツルハシだったりしてもだ。
やはり我々も気分はトレジャーハンター!

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その日の夕方近くにようやく片付けを終了させた。

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実はここから床板を剥いで地面を出して大型機械を格納したいのだ。

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元大工の父親の見よう見まねで、すたこらもっこらと破壊作業に邁進する。
上手くコツを掴み、思い通りに作業が進むと嬉しい=また新たなスキル取得だ。

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この床下に埋蔵金やお宝が隠されているかも!=気分はトレジャーハンター!

腐った梁、板に雄大な歴史を感じつつ、この日の作業はここまで也~。

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実はこの小屋の屋根はA・ガウディが設計したかのような怪しい曲線なのである。
何かがあることを予感させる幽玄な雰囲気を漂わせているのだ・・・。

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翌日も、どーせやるのならばドーパミン全開で愉しい気分で作業するぜ ♪


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農村六起・・・人材育成講座受講の勧め? [イベント(農業)]

先日、九十九匠集合! の会長号令により町内某所へ出動してきたが・・・
役場の担当者より「農村六起インターンシップ事業」を受講してほしいとの説明会であった。

  → 農村六起 ホームページ

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今ひとつ馴染めない「6次産業」という概念・・・
   6次産業とは、1次・2次・3次それぞれの産業を結合・融合することにより、
   新しい産業を形成しようとする考え方。

青色吐息感が漂い足腰ふらふらの1次産業の、真っ当な改善策の見えない現状において、
さらに2次、3次という難易度の高いことを、個人がやる余裕がいったいどれほどあることか!
などと、ふと正直に思ってもしまう。

とは云うものの、
地域に貢献したい気持ちはあるので、このような勉強をすることは悪いことではない。
早速に受講決断している “ 仲間 ” もいることだし。
・・・もう少し考えてみよう。

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この一週間で雪は瞬く間に融けているが、
1月上旬に開催されたさいず焼きの御神木(芯棒)はかろうじて立っている。
今年は過去30年で残雪の多い年の3番目だそうだ。

まずは地域云々の前に、
今年の気候影響による農作業遅れの中での、私の生産、経営スキルアップが最優先課題だ。
代替わりしたら、家が倒産したなどとなっては親とご先祖さまに顔向けできぬ。


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戦闘スタイル2011 アウター編 [2011仕事・作業]

田んぼなどで泥んこにならない時の作業靴が欲しかったが、先日イイものを見つけた。

ハイカット・・・やはり足下を保護する点で。
蒸れない・・・ハイカットは難点だがメッシュ仕様でGood! ホントはGORE-TEXが欲しいが。
つま先シン入り・・・やはり安全靴仕様は、多様化する作業に比例する危険性に備えてGood!

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サイドオープナー・・・ブーツ仕様としては当たり前だが、やっぱり楽ちん♪
CAPTAIN STAG 製・・・お隣新潟県のアウトドア用品の雄を応援するべし!

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ついでに新しいつなぎ服も買った。
脇の下、膝裏はストレッチ製が高くメッシュ仕様ゆえに爽快だろう。
地味な性格にぴったりの地味な色合いが、渋さと苦みのオヤジフェロモンを醸し出す・・・(はず)
赤と黄色などの男色系× 暖色系○バンダナなどでアクセント=若さを主張すれば良い。

・・・けっこうオレってお洒落かも♪
しかし、実際田んぼで会うのは爺さん、婆さんばかりだ(泣)。

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さらについでにインナーという下着も買った。
天下のサンキで290円だったか390円という桁違いのスポーツ系高機能素材Tシャツ。
U字首らしいカットと若干短い袖が、価格相応の脇の甘さを露呈するが、
実際着用すると縦縞のタイトフィットで、かなりカッコよく見える。

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ビジネスの基本は服装から。
その服装でおおよその、その人の力量が知れようもの。
デキるヤツは服装と背後に漂うオーラが違う!

三輪さ~あぁぁん! オレのオーラはどう見えますか~あぁぁぁ?」

と広い田んぼの中で豆粒ほどの私が、幾ら叫ぼうとも誰も気付かないのが現実だ(泣)

その田んぼは、ようやく地面がチラホラと見えるようになった。


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息の合わない木こり親子 [2011仕事・作業]

「お前は木が切れないし、業者に頼んだらべらぼうに金を取られる。だから俺が死ぬ前に切るぞ」

最近このような父親の言動が多く、それに心穏やかでいられるほど私は人間ができていない。
聞きたくないひと言に今日も内心嫌な気持ちに包まれる・・・。

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その切る木とは、実家の防風林の一部だ。
昭和35年(1960年)頃に若かりし大工の父親が現在の地に家を建てた時は、
風の通り道である裏方面は何も無かったので、防風林として杉の木などを数本植樹したらしい。

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それが現在は裏に小屋、また風上である私が住んでいる地域に多くの住宅が建ったこともあり、
風の影響は随分と軽減されて、さほど問題が無くなったこと。
そして、防風林の一部は実家の屋根などに逆に邪魔になるなど負の面が目立ってきたこともあり、
今のうちにそれらを伐採してしまおう、と云うわけだ。

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作業は父親がチェーンソーで切り、最後の一皮の時=倒れる直前に、
私がパワーショベルでチョイ♪・・・と前へ押し倒す、という段取りだ。

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チェーンソー使いも、何でもできる父親の木こり姿は頼もしい。

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父親の、ヨシここだ! の合図で私がうりゃ!・・・と前へ押し倒す。

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木の年輪はおよそ5、60・・・やはり半世紀の歴史を確認できる。

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我が家のために今まで風に耐えてきた木々の、役目を終えての変わり果てた姿に、
一抹の寂しさが心の中を通り過ぎる・・・この虚しさは、父親の先の言動と重なり苦しい。

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さて、今回3本ほど倒したが、実は2本目で事件というか事故が起った。

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父親の、ヨシここだ!の合図が無いままに木が倒れだしたのだ。
しかも父親は根本におり、気付くのが遅く体も逃げていなかった。
一瞬「このまま倒しては父親が危ない!」と躊躇する、ほんの数秒の間に、
スローモーションの如くに木は自然と左側へ倒れてしまったのだ!

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幸い父親は無事であったが、木が倒れた左側方向は・・・ガビーン!
窓ガラスを直撃する最悪の事態は回避されたが、見事に実家へ倒れてしまった↓ ドガーン!

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「なんで、お前倒さねぇんだぁー!」
「倒れる瞬間気付いて無かっただろ? そのままでは倒れた後の蹴り返しに危ないと思ったんだ!」
「そんなの、逃げる予測は鼻から計算してるに決まってるだろ!!」
「そんなの、わかんねーだろ!!!!」

やはり突然のぶっつけ本番は息が合わない。
こんな調子は日常茶飯事といえば多いが、今回も、よく今までも特に大きな事故が無かったものだ。

「まったく、仕事したこと、ねーヤツは仕方ねーけどよ。」
この後10回は連呼していた、いつもの父親=本当のことゆえに私も慣れっこだ。

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被害はトタン屋根のへりが曲がった程度で済んだ=気にしなければ気づきもしない場所だ。

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翌朝も片付けで、すたこらもっこらとパワーショベルを操作する私へ、
「まったく、仕事したこと、ねーヤツは仕方ねーけどよ。」
この後も5回は連呼していた、いつもの父親は健在。

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そんな調子で、高校生くらいの頃から私は鍛えられてきた。
見方を変えれば・・・怒られフェチかも。 実はこんな背景で「M」も養成されたのかもしれん。

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昔からチェーンソーには興味があり、木彫りアートなどにも挑戦したい気持ちはあった。
しかし遊びの優先順位が低かったので、ほとんど触れたことが無いので使えない。
今回も家で椅子に使いたいからと、父親にダンコロを水平に切断してもらった。
この椅子は、この日の佳き思い出となろう。

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「防風のために(この木々は)、オラが植えたんだ。」

在りし日の、何気ない祖母の言葉を今でも覚えている。
先の父親の言葉と重なり、やはり心に重いものがのし掛かる。

先日は、そんな祖母の13回目の命日であった。
父親も母親も、その祖母の歳まで10年以上あるので、まだまだ元気な姿を望んで止まない。
息が合わない・・・などとの軽口をいつまでも願うのだ。


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